2016年04月23日
無知の知?無恥の恥?

中学生の時、道徳という授業がありました。なんだか一定の価値観を押し付ける洗脳みたいで正直嫌いでしたが、テキストはひととおり目を通しました。シラノ・ド・ベルジュラックの話など記憶に残っています。
でも一番共感を覚えたのはギリシゃの哲学者ソクラテスの話でした。いわゆる対話によって、物事を深く掘り下げ、より良い解決法を見つける共同作業を行うというものです。今風に言うとブレーン・ストーミング的なことなのでしょうか?
ディベートと言う言葉がありますが、討論のことですね。目的は相手を論破するゲームのようなもので虚しさも覚えます。議論すべきところが、結果的に討論になっているのは、お互いに信頼関係がないか、既に結論が決まっており、平行線であるということでしょうか。全く時間の無駄に思えます。
大事なのは誠意ある態度での対話かもしれません。自分の考えだと思っていても、実は誰かの受け売りだったりすることはままあります。マスコミの情報も信用できないことが多々ありますね。一人の人間が知っていることなどちっぽけなので、当然、勘違いや間違いもあるかと思います。でも、間違っていると気づいたら素直に認めることが大事かと思いますが、なかなか(根拠のない)プライドを持っていたりすると難しいかもしれませんね。知らないことが多すぎると知らないということ自体も知らなかったりしますが、私の少ない経験では、知ろうとするともっとわからないことが増えたりもします。
しかし、自分が対話する姿勢を示しても相手がそうだとは限りません。ソクラテスは空気が読めなかったのか、結局、刑死することになりました。言論が暴力に勝つのは希だとも思えます。私はキリスト教徒ではないので、右の頬を打たれそうになったらスウェイバックで避けて…
Posted by 木原 昌彦 at
23:08
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2016年04月23日
茹で蛙?

先日、あるかたのfacebookの投稿で、久しぶりにタイトルの言葉を見ました。20年くらい前に初めて知りましたが、懐かしく思いました。意味合いとしては、蛙を熱湯に投げ入れると条件反射的に脱出しますが、徐々に温度を上げていくと変化に気づくのが遅れ、結果的に茹で上がって死んでしまうということです。
生まれてから、死ぬまでに社会環境にそれほど変化がなければ、予測もしやすく計画的にコツコツ努力をするひとが成功する確率も高くなるかと思います。
ここ20年くらいを振り返ると、それ以前ではありえないと思われた現象が多数起こっており、こんなはずではなかったと思われるひとも多いかとも思われます。
しかしながら、人類の過去の歴史を振り返ると、そんなことは日常茶飯事ですね。意外に安定している時期というのは短いものかとも感じます。
もちろん、普遍的なこともあるかもしれません。それは適者生存ということです。国が守ってくれるとは限りません。国というのは所詮、便宜上存在するものですので、条件が変われば存亡は危うくなりますね。
幕末の新選組を美化するケースもありますが、見方によれば、武士に憧れた武士ではないかたが、武士以上に武士らしく生きようともがいただけで、情勢を読めなかった近視眼的な悲しさも漂います。
もっとも、判官贔屓と言うように日本人は敗北者に同情するという文化があるようです。それはそれで美徳とも思われます。
変化が急激な場合、その変化についていけない人たちもいます。社会全体の安定性を保つには、そういったかたへの救済措置も必要です。しかしながらそればかりに注目していると社会全体の競争力が失われ、その社会自体が成り立たなくなることもありうるとは思いますので、バランス感覚が必要です。でも、全てのひとを救おうとするのは、現実的に難しいかとも思われます。
まあ、全員が生き残る必要はもともとないかもしれませんので、自助努力で生き残れるひとが生き残ればいいのかな?なんだかアナーキーな感じもしますが…ノアの箱舟が来てるのかも…?
Posted by 木原 昌彦 at
21:44
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2016年04月23日
顧客満足?
基本的に全ての満足は自己満足であると思っています。ボランティア精神だったり、義務感、正義感、使命感といったものもあるのでしょうが、要するにそうしている自分が好きであるという自己満足なのではとも考えています。
仕事というのは通常、顧客というものが存在し、一般的には顧客満足が得られなければ成り立たなくなります。顧客の満足をどのように得るかということには、様々な方法が考えられますが、おおまかには以下の通りです。
①本業で役に立つ
②巧妙な詐欺行為を行い、顧客に勘違いをさせる
③仕事とは関係ないことで役に立つ
①はそうあれば良い理想的な状態、②は意図してか結果的にそうするケースも考えられますが詐欺が発覚した時が困ります。そして③もそれなりに有効かと思っています。分かりやすい例でいえば、釣りバカ日誌の浜ちゃんのようなスタイルのことです。
ずいぶん前ですが、山一證券という証券会社が倒産しました。実は、倒産前に東京の中央区新川に本社が移転したのですが、その近辺は倒産ストリートと一部には言われてました。当時私の会社のオフィスは隣の茅場町でした。、新川はちょっと外れにあって家賃も安いようですが、山一がこんなところに移ってくるのかと驚いたものです。
当時は、それなりにニュースで大きく取り上げられましたが、印象に残ったニュース映像がありました。山一株などを購入していた、品のある老婦人がインタビューを受けていました。そのかた曰く「たしかに株で損はしましたけど、週に数回、若い男性の営業マンの人が通ってきてくれて世間話をしてくれたのが、とても嬉しかったです。」
これを観たとき、思いついたので上司に進言しました。
「株で顧客に儲けさせるなんて証券マンにはほとんど不可能なことなので、営業マンに介護の資格を取らせて、老人の役に立てば、見返りとして金融商品を買ってくれるかもしれませんよ。親会社に言ってみたらどうですか?」
もちろん、却下されました。
でも、お金のためだけではなくて、何らかの形で顧客の役にたって「ありがとう」と言われることもモーチベーションとして重要かとは思っています。昔、たまたま営業のかたが不在で代わりにとったクレームの電話で1時間ぐらい顧客と話し込み、商品性や市場環境の説明を一からして、最後には「ありがとう」と言ってもらったときは嬉しかった記憶があります。小手先の付け焼刃的な技術より、誠意は伝わるものと思っています。
昔、尊敬していた上司のかたが言っていました。
「目先の成績や会社のために顧客を裏切ったら、この業界では生きていけなくなるぞ。例え会社の方針に逆らったとしても。方針が気に入らなければほかの会社に行けばいいだけだからな」
一般的には、例え反社会的行動であっても、会社の方針に従っていれば、会社内では生きていけます。トカゲのシッポきりに会わなければ。しかし、その会社自体が顧客からそっぽを向かれ、存続できなくなれば話は変わりますね。
余談ですが、銀行では、暴力団関係者などを「反社会的勢力」という表現で、口座を作ることを拒否したりします。でも、銀行の方がよっぽど反社会的勢力なのではと思ったこともあります。ヤクザはたしか横暴なお上から民衆を守るための自警団が発祥だったと本で読んだことがありますが、時代が移るにつれて、組織の維持のために本来の役目から変容するものは多いですね。目的を見失った組織は無理せずになくなればいいのではと思いますが、現実はそうでもないようです。
仕事というのは通常、顧客というものが存在し、一般的には顧客満足が得られなければ成り立たなくなります。顧客の満足をどのように得るかということには、様々な方法が考えられますが、おおまかには以下の通りです。
①本業で役に立つ
②巧妙な詐欺行為を行い、顧客に勘違いをさせる
③仕事とは関係ないことで役に立つ
①はそうあれば良い理想的な状態、②は意図してか結果的にそうするケースも考えられますが詐欺が発覚した時が困ります。そして③もそれなりに有効かと思っています。分かりやすい例でいえば、釣りバカ日誌の浜ちゃんのようなスタイルのことです。
ずいぶん前ですが、山一證券という証券会社が倒産しました。実は、倒産前に東京の中央区新川に本社が移転したのですが、その近辺は倒産ストリートと一部には言われてました。当時私の会社のオフィスは隣の茅場町でした。、新川はちょっと外れにあって家賃も安いようですが、山一がこんなところに移ってくるのかと驚いたものです。
当時は、それなりにニュースで大きく取り上げられましたが、印象に残ったニュース映像がありました。山一株などを購入していた、品のある老婦人がインタビューを受けていました。そのかた曰く「たしかに株で損はしましたけど、週に数回、若い男性の営業マンの人が通ってきてくれて世間話をしてくれたのが、とても嬉しかったです。」
これを観たとき、思いついたので上司に進言しました。
「株で顧客に儲けさせるなんて証券マンにはほとんど不可能なことなので、営業マンに介護の資格を取らせて、老人の役に立てば、見返りとして金融商品を買ってくれるかもしれませんよ。親会社に言ってみたらどうですか?」
もちろん、却下されました。
でも、お金のためだけではなくて、何らかの形で顧客の役にたって「ありがとう」と言われることもモーチベーションとして重要かとは思っています。昔、たまたま営業のかたが不在で代わりにとったクレームの電話で1時間ぐらい顧客と話し込み、商品性や市場環境の説明を一からして、最後には「ありがとう」と言ってもらったときは嬉しかった記憶があります。小手先の付け焼刃的な技術より、誠意は伝わるものと思っています。
昔、尊敬していた上司のかたが言っていました。
「目先の成績や会社のために顧客を裏切ったら、この業界では生きていけなくなるぞ。例え会社の方針に逆らったとしても。方針が気に入らなければほかの会社に行けばいいだけだからな」
一般的には、例え反社会的行動であっても、会社の方針に従っていれば、会社内では生きていけます。トカゲのシッポきりに会わなければ。しかし、その会社自体が顧客からそっぽを向かれ、存続できなくなれば話は変わりますね。
余談ですが、銀行では、暴力団関係者などを「反社会的勢力」という表現で、口座を作ることを拒否したりします。でも、銀行の方がよっぽど反社会的勢力なのではと思ったこともあります。ヤクザはたしか横暴なお上から民衆を守るための自警団が発祥だったと本で読んだことがありますが、時代が移るにつれて、組織の維持のために本来の役目から変容するものは多いですね。目的を見失った組織は無理せずになくなればいいのではと思いますが、現実はそうでもないようです。
Posted by 木原 昌彦 at
20:11
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2016年04月23日
選挙権は何歳から?

歴史が好きです。数年前から歴女(歴史好きの女性)というかたがたがいるようですが、失礼ながら、正直ファッションの一つのようなもので表面的かつ教科書的な感じがしています。アイドルの代用品として坂本龍馬や沖田総司を使っているだけのような気もします。
動物と人間の違いで、人間には歴史があると言われることがあります。文字というか文献が残っている場合が歴史、それ以前は伝説と言われます。しかし、中学や高校で習った教科書の歴史にはあまり興味が持てませんでした。高校生の時に塩野七生女史の「ローマ人の物語」というシリーズものが開始され、イタリアの織田信長(?)である、チェーザレ・ボルジアの生涯を描いた、「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」という本で一気に、同女史の本にはまりました。自分が読んだ小説や専門書は裏歴史的なものであったので、歴史のテストにはほとんど役立たずではありました。はい!覚えたり、暗記するのは苦手な分野です。
私は経験則というのをあまり信用していません。一人の人間が生きているのはたかだか数十年であるため、そんな短い期間で、経験とやらから普遍的なことを発見するのはかなり困難であると考えています。プロイセンの鉄血宰相ビスマルクの言によると「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というのがあります。自分の経験だけではなく、他人の経験、つまり歴史から学ぶことは多いのかとも思います。経験則とは、限定された期間の限定された環境でのみ通用するのではないでしょうか?まあでも、歴史が繰り返されるのは人間が全体として歴史から学んでいないからかもしれません。
話は変わりますが、このところ、憲法改正とか騒がれています。私は民主制とか民主政というものをあまり信用していません。人間にはまだまだ高級な概念ではないかとも思っています。常識という言葉と同様に、大多数のひとが考えている(単に感じている?)のが、必ずしも正しいとは思えないからです。どちらかというと君主制のほうが君主やブレーンが有能であれば、スピード感のある対応が可能かと思っています。もっとも、世襲であれば、親が有能でも子供が有能とは限りませんので、古代中国であったらしい 禅譲が理想でしょう。民主制とか共和制であっても、民主政が衆愚政となったり、ファシズムに発展することは過去の歴史から有り得ますので、民主的ということが必ずしも万能とは思えません。
しかし、民主制であってもそれなりの手続きがあればそれなりに機能はするとも思っています。それは選挙の有権者がそれなりに見識を持っているという前提が必要です。選挙権は何歳から付与するべきかというナンセンスな議論もありますが、年齢というのは名目的な数値にしか過ぎす、名目に対する実質が重要です。GDPなどもそうですね。
持論ですが、選挙権を付与する前提で、人類の歴史とか政治思想の種類や発生過程、メリット、デメリットなどに関する試験を設け、合格点は9割くらいにしたらいいのではと思っています。もちろん受験資格は設定しないということにして誰でも受けられるのであれば一定の平等感は確保できるかと思います。もちろん平等なんていうのは幻想であると思いますが。
テキストとしてお勧めしたいのは、田中芳樹原作の「銀河英雄伝説」です。ファンタジー小説かとも思われますが、よく練られており、政治思想についての勉強もできるかと思いますし、エンターテイメントとしても秀作です。歴史の小難しい本を読むより効果的かと考えます。新書版で本編10巻、外伝4巻あります。原作を忠実に再現したアニメもあります。とりあえず、アニメのDVDのリンクを貼っておきます。
![]() ・堀川亮・富山敬・広中雅志・若本規夫・森功至・納谷悟朗・村越伊知郎・宮内幸平・阪修全巻セ... |
もっとも、なぜかYoutubeでも観れます…
https://www.youtube.com/watch?v=Vqnqwt65BF8