2024年04月10日
自分らしく?
子供の頃、子供らしくないと言われてました。大人になったら、大人になれよと言われました。まあ、要するに変わり者なのでしょうが、最近は全く気にしていません。たまにTPOを意識して大人しくして発言を控えたりすると、人生の先輩がたから「なんだ今日はキハラくんらしくないね~」と言われたりもします。
男らしくしろ、女らしくしろという表現について、以前考えたことがあります。私の勝手な分析では、男は本来、精神面で弱く、繊細な生き物で、女は強く、厚かましく、図々しい生き物なので、自然な状態であるとパワーバランスが崩れてしまうために、弱い男を叱咤激励し、強い女を抑え込むのが目的で男尊女卑が生まれたのではないかと思いました。
ところで、東京で最もながく住んでいたのは、武蔵野市です。最寄りは三鷹駅でした。駅がちょうど市の境に存在し、北口にでると武蔵野市、南口に出ると三鷹市です。武蔵野市には成蹊大学という大学があります。亡き安倍首相の母校ですね。第1次内閣の時は、学食で晋ちゃんランチというのができたそうです。
以前もブログで書いた、中央線沿線にBARのチェーンを展開しているアルカポネ・グループという会社があります。ある店舗で、成蹊大学の学生がアルバイトのバーテンダーをしていました。初めて会った時に何年生か聞いたら、4年生という返事がきたので就職活動のことを聞いたら、AV(アダルト・ビデオ)の監督を目指しますとの回答でした。理由を聞いたら、多くの人が目指している業界だと競争が激しいので、通常人が目指さない方向を選んだとのことでした。なるほどと思いました。世の中いろんな人がいます。中には世に害をなすひともいますが、多様な遺伝子が存在する方が多様な環境に対応できるかと思われます。企業もおそらくそうかと思います。
学生時代、アドルフ・ヒトラーの「我が闘争」を読みましたが、その中に生存圏という表現がありました。地球という環境におけるリソースには限界があるので、人が増えすぎると必然的に闘争が起きるのでしょう。人口の多い中国やインドの人たちの物質的な生活水準が上昇すると、資源が足りなくなり、物価も上がっていくことでしょう。資源の少ない日本はどうやって生き残ればいいのですかね。エネルギーを含めた資源の確保が必要ですね。
投資の格言に「人の行く裏道に道あり花の山」というのがあります。人の行かない異なる道をあえて選んだほうが、いいかもしれませね。
Posted by 木原 昌彦 at 18:49│Comments(0)