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Posted by チェスト at

2024年03月29日

人は見ために?

見た目


以前は、自分はそれなりに人を見る目があると勘違いしていました。
理由として基本的に「人は見た目に寄る」と思っていたからです。

中学生の時、生活指導の先生などが「服装の乱れは心の乱れ」と言っていたのを覚えています。
私の通った中学はと当時「不良の巣窟」のような位置づけだったようでした。私自身は一定数はそういった生徒がいるものと思っていて普通だと思っていたのですが、高校に入った当初に「え?●●中出身なの?」と怖がられた経験もあります。
最近はないでしょうが、旧同和地区出身のいわゆる不良中学生が注意されたことに逆切れして家族を巻き込んで同和問題に持ち込み、人望のあった校長先生を辞任に追い込んだという話も聞きました。

その後の人生でも、問題のありそうな人物は見た目が普通ではないというケースが経験則としてありました。
特に服装や目つきですね。

東京で会社員やっていたころ、私の目からはいつもお洒落と映る英国留学経験のある同僚の男性がいました。
ある時本人に「●●さんはいつもお洒落ですね」と言ったところ、
「キハラさん、違いますよ。これはお洒落ではなくて身だしなみというものです」
まあ、お洒落とは自分のためにすることですが、身だしなみとは周りを不愉快に思わせない配慮というものですね。
私自身はファッションにあまり興味ないのでお洒落には無縁ですが、なるべくTPOは意識していようと思っています。

先日、とある知人が何も悪いことをしていないのに不審者として通報された話を聞きました。私の知る限り真面目なひとですが、
たしかに服装が少し柄が悪い点はあったような気がします。
私も、高校生の時に、比較的激しい音楽をしていたのと背が低いコンプレックスから髪の毛を整髪料で逆立たせていました。
その関係でついたニックネームが「チャボ」とか「鳥頭」でした。
そんな髪型をしていたせいか、友人と待ち合わせをしていたら、警察官から職務質問を受けたことがありました。
まあ、見た目や服装は本人の勝手と言えばそれまでですが、周りから奇異な目で見られるというリスクはありますし、
一定の確率で見た目と中身が一致する可能性も大いにあると思っています。
以前聞かされた話で「二十歳を過ぎたら自分の容姿に責任を持たなければならない」というのもありました。
米国では、肥満のひとは自己管理能力がないと判断されて管理職にはつけないということも本で読んだことがあります。
ある女性には、特に美男子でなくても清潔感があることは最低限必要と聞かされたこともあります。
結局のところ見た目はそれなりに重要ということですね。
現状に甘んじて自分を変えようとしないのは、単なる怠惰であるとも思われてもしかたないのかもしれません。

しかし、本当に中身に問題がある人のなかには、それを悟られないように普通(?)を装い、親切で善人であるふりをしている輩もいるようです。

ここ数年で何度かそういった人物と関わった経験をしたもので、安易に信用しないように心がけようと考えてます。もっとも最初から疑ってかかるわけではありませんが。
最後に使い古された言葉ですが、信用とは築くくのには時間がかかり失うのは簡単であると思われます。

  

Posted by 木原 昌彦 at 20:56Comments(0)

2024年03月27日

術と道?

居合


先日、自宅近くのコンビニで日本刀の図鑑を衝動買いしてしまいました。自分でも理由はよくわかりません。衝動なので。私の先祖は守護大名だった大内氏を滅ぼした陶晴賢の部下で毛利氏に敗れて武家から商家と農家に転じたと亡き父から聞いてますが、先祖伝来の刀などは残っていません。槍なら1本見たことがありますが。

若い頃、歴史小説が割と好きで、剣術の流派などはよく耳(目?)にしていました。有名なものとしては、北辰一刀流、馬庭念流、薩摩示現流(もしくは薬丸自顕流)や、新選組に出てくる天然理心流などがありますね。中でも坂本龍馬や桂小五郎が学んだ北辰一刀流は人気があったようですが、剣術として優れていたかどうかというより、袋竹刀を使うなど、他の流派より稽古の安全性に配慮があったということと、免許皆伝に至るまでの過程が3段階くらいで比較的取りやすかったことが人気の理由のようです。江戸に剣術留学にきた地方の藩士にとっては、短期間つまり結果として安い費用で免状という成果を故郷に持って帰れるといったメリットがありました。

真剣の日本刀は、フラメンコギターの師匠が先祖伝来のものをお持ちで、一度持たせてもらったことがありましたが、ずいぶん重く感じました。こんなものをぶら下げて歩いたら、さぞや疲れるだろうなあと思いました。刃物といえば、映画の「マルサの女2」で出てきたヒットマンが使っていた、バタフライナイフというのを学生時代に購入し、柄を回転させて刃を出す練習をしていたことがありました。それなりに上達しましたが、有益な使い道は全くなく、現在は山口の実家の倉庫に保管してあります。また、ネパールあたりの傭兵が使っていたグルカナイフや、旧ソ連の特殊部隊スペツナズの隊員が使っていたスペツナイズナイフ(バネの力で刃が飛び出すもの。射程距離は10mくらいとのこと)にも興味がありましたが、購入はしていません。

東京で武蔵野市から中野区へ引っ越すことにした時に、不動産屋さんでロケーションや広さ、築年数からみて異常に安い物件を見たことがありました。なぜこんなに安いのか聞いたところ、「ああ、その物件はおすすめしません」と言われました。幽霊でも出るのかなと思って聞いたら、屋上に古武術の道場があったらしく、週末などに門人のかたの奇声が聞こえるようでした。古武術ってどんなものなのかその道場のことをネットで調べてたら、通常の剣術以外に長巻とか鎖鎌などを教えているようでした。鎖鎌の免許皆伝など履歴書に載ってたら面白いかなとも思いました。

そういえば、かつての剣術や柔術は、スポーツ化されて剣道や柔道になったのでしょうが、術から道への変化は、元々殺しの技であったものを、致命的な怪我が起きる可能性があるようなものを禁じ手としたり、ルールを統一化しただけではないような気もします。しかし、どちらも経験がないのでわかりません。かつての忍術は今は忍道?耐え忍ぶサラリーマンのことでしょうか。私は人道より、人術のほうに関心があります。芸術は…芸の道は厳しいですな。

余談(全部か!)ですが、昔の上司で居合をやっているかたがいました。会社を出る時に、釣り竿のケースのようなものを担がれてたので、「それは釣竿ですか?これから夜釣りでもするのですか?」と聞いたら、「いや、日本刀だよ。これから居合の稽古があるのでね」とのお答えで、流派は無外流とのことでした。鬼平犯科帳の長谷川平蔵や剣客商売の秋山小兵衛が使っていた流派です。実在したとはこの時初めて知りました。私は無害流人術でも創設しようかな?エアー日本刀で  

Posted by 木原 昌彦 at 20:24Comments(0)

2024年03月24日

プロの仕事、情報やサービスの価値?

プロの仕事


このブログは、少なくとも仕事ではなく、いわゆる趣味というか、文章書く事による自分に対するセラピー的な位置づけです。記事の内容は比較的、資産運用関連が多いですが、日本は欧米に比べると一部の富裕層などを除いて資産運用に関するリテラシーがまだまだ低いと思われますし、論理的に誤った認識が流通していると感じていることから思わず書いてしまう訳です。原因としては、マスコミと同様に自称(なんちゃって?)プロとか確信犯的(もしくは無知による結果的?)詐欺師がいるのかなあと思われます。もっとも、どのような業界でもそういった点があるかとも想像します。

以前、地元で通っていたカフェがお店でWiFiとパソコン導入するということがありました。カフェの店主はコンピュータに関する知識が皆無でした。とある街の電気屋さん風のかたがお店で作業されているところに、たまたま出くわしました。作業が終わって、そのかたは店主にこう言いました。「Internetを見るためのソフトでマイクロソフトのインターネットエクスプローラーというのが既に入っていますが、現状はセキュリティに問題があるようなので使わないほうがいいですよ。Chromeというのがお薦めですので入れておきましょうか?」
なるほど良心的なかただなあと思っていました。しかし、その作業料に3千円がかかるということを聞いて驚きました。まあ、パソコン初心者でも、ものの数分でできる簡単なことです。しかし全く知識がない人にとっては、難しいことに見えるのかもしれません。私が何かいううべきかと迷った矢先、隣にいらした常連客のかたが、「そんなことぐらい僕が無料でやってあげるよ」と申し出ましたので、私は黙っていました。

世の中いろんな仕事がありますが、通常、仕事のための知識や技能を習得するのに時間やお金がかかります。プロと言われるかたはそれを収入源として生活を成り立たせているので、プロに無料で仕事をしてもらうわけにはいきません。よくプロの音楽家のかたにポランティアを強要するイベント企画者もいるようですが、ちょっと問題かなあとも思います。

私はプロの仕事に対しては、もちろん対価を払うようにしています。わかりやすい例で言えば、秋葉原で店員のかたにいろいろ商品の性能や機能の比較などについて教えてもらったら、もっと安い店があったとしても、その店員さんの仕事に敬意を評してそこで買っていました。

地元の銀行にUターン就職することになった時、周辺の金融機関を客のフリをして回り、そこの窓口や営業のかたが投資商品に関してどのような説明をするのかチェックしたことがあります。全般的には都銀クラスは人材の素材や研修のレベルが高いようで、専門性にはやや欠けるもののそこそこの説明力があったように記憶しています。もっとも中には、なぜ自分自身が理解していないものを顧客に勧めることができるのか疑問に思えるような金融機関のかたもいました。一般の金融機関で資産運用のアドバイスを受けるのは無料ですが、販売手数料は当然かかります。無料だけど無内容もしくは誤った情報をもらうのがいいのか、有料だけど意味のある情報やアドヴァイスを提供するプロと付き合うほうがいいのか、選択するのはもちろん顧客の自由ですが。お酒に関して言えば、キャバクラで酒を飲むのか、ちゃんとしたバーテンダーがいるBARでお酒を飲むのかの違いと少しだけ似てますね。もっとも、私はどちらでも飲みますが、その場で求めるものが異なるので問題ありません。

私はたまに投資商品の相談を知人から受けることがあります。もちろん現時点では対価をもらう仕事にはしていないので、時間がある時に世間話の範囲内で説明したりします。それに投資顧問免許を取得はしていませんので、法律に違反するようなあまりにも具体的なアドヴァイスは避けています。まあ、投資手法の種類や投資商品のメリット、デメリットなど、本買って読めばわかる程度の教科書レベルにとどめています。もっとも、教科書(いい専門書は希少で高額)買うにもお金がかかり、読んで理解できるようになるにも時間はかかりますが、まあそれで生活している訳ではないので…昔、UNIXというOSが出来た頃、オープンソースという発想が生まれました。いい情報や技術は実質的に無料で公開し、社会インフラに利する方がいいというものです。ちょっと憧れますが、ゆとりがある人にしかできませんね。  

Posted by 木原 昌彦 at 16:38Comments(0)

2024年03月19日

【オンライン配信案内】2024年3月30日(土)Amplugged@イパネマ

Amplugged@イパネマ_20240330R



度々恐れ入ります。まずは前回の告知投稿です。
http://schole.chesuto.jp/e1723382.html

いよいよ開催日まであと11日となりました。調整中であった協賛企業さまのロゴについては、大人の事情で表示を差し控えました。フライヤーは数日前に最終の校正が終わり、印刷を依頼済みです。

タイトルのように同時配信(事後閲覧も可能)は私のyoutubeチャンネル(以下URL)で行います。
https://www.youtube.com/channel/UC0bSFLWN1oo1r0tiAm8ZUBQ

オンラインの通常料金は1,500円に設定しましたが、私が作詞作曲した減税ソングを披露する関係で全国の減税派のかたは1,000円(Xのメッセージで連絡お願いします)にいたします。決済方法はPeatixの設定をしましたので以下のURLを参照ください。
https://peatix.com/event/3896174/view

尚、Peatixの利用を避けられたいかたは、私の本業の屋号である「SCHOLE Research Institute」名義の以下の銀行口座にイベント前日の3/29(金)までにお振込みいただき(振込手数料はご負担ください)、お手数ですが、m.kihara49@gmail.com宛、facebookメッセンジャー、Xのメッセージ等なんらかの方法でご連絡頂ければ配信用のURLを返信いたします。

========================
名義:スコレリサーチインステイチユート
鹿児島銀行(銀行コード:0185)
姶良支店(店番号:401)
普通口座
口座番号:3060192
========================

よろしくお願い致します。
  

Posted by 木原 昌彦 at 14:46Comments(0)イベント

2024年03月19日

帰属意識?

グループ



私はこれまで様々な組織に属してきましたが、比較的帰属意識が薄いほうです。実は、既に何度も転職して3回脱サラを試みました。尊敬している上杉鷹山のお言葉どおり(?)、誤った判断や選択をしたと思ったときは、可能な限り速やかに方向を変えたように思えます。もっとも、学卒で最初に入った会社には11年いましたが、正直やめたことを若干後悔しており、一番最初の転職は判断ミスであったような気もします。もっとも、覆水盆に返りませんので、不愉快な経験も決して無駄にはなっていないと自分を慰めてもいます。

様々な業界に足を突っ込んだり洗ったりしましたが、企業や業界といったものは、一般的に独自の文化もしくは因習と言われるものがあるかと思われます。新卒で入社する場合は、一般的にその企業や業界の慣習や悪弊を刷り込まれがちで、会社の常識が世間では非常識となる場合もあります。ちなみに以前もブログで書きましたが、愛という言葉の意味をよく理解していないので、愛社精神と言われるとちょっと困ってしまいます。自己犠牲精神なら意味が通じますが…新入社員の時に人事担当のかたとこんなやり取りがありました。

人事担当者 「君は、まだ親会社(当時一部上場中堅証券会社)の持ち株会を申し込んでいないけども、どうして?」
私     「どうしてと言われても…強制でしたっけ?」
人事担当者 「強制ではないけれど、普通みんな入るよ」
私     「普通ですか?…うーん…できれば入りたくないです」
人事担当者 「どうして?」
私     「この会社は親会社と給与体系が連動してますよね。つまり、会社の業績とは関係なく、親会社の業績で給与や賞与のベースが決まりますよね。このグループの一員であるというだけで、それなりにリスクをとっているということになります。もちろん親会社の業績が順調であれば株価も上がるのでしょうが、既に給与や賞与でそのリスクにはリターンが存在しますので、親会社の株を買うリスクまでは負う必要はないかと思っています。逆に業績が下向きの時などダブルパンチを受けると思いますので」
人事担当者 「君には愛社精神はないの?」
私 「入ったばかりですので。付き合いが短いのに愛と言われても。それに社員が会社を愛したとしても、会社は社員を愛しているのでしょうか?」
人事担当者 「もういいよ…」

もちろん、このやりとりはいわゆる若気の至りで、正直に思っていることを伝えない方がよかったかもしれません。単に仕事が生活のためにお金を稼ぐという目的なのであれば、それなりに割り切るのでしょう。もっとも、人からどう思われるかではなく、自分自身がその選択に満足しているかということの方を重要視しています。だって人の人生ではなくて自分の人生なので…わがままでしょうか?いいえ誰でも(金子みすず風)。  

Posted by 木原 昌彦 at 11:31Comments(0)

2024年03月17日

ベサ メ ムーチョ!カラムーチョ!

ベサメムーチョ


以前の仕事でたまに外国人を相手にしたことがありますが、英語はそれほど得意ではありません。ちなみに海外旅行したのは、スペインとイタリアと中国(上海)です。スペインには大学の卒業旅行で行きました。学生時代の友人の影響でフラメンコギターを一時期習っていた関係で、その後スペイン語にも興味を持ち、東京の三鷹市にあるスペイン語学校に通っていたことがあります。

スペイン語を勉強し始めた頃、とある入門書に書いてあった話があります。現在ではブランデーの名前にもなっている、スペインのカルロス1世という王様が16世紀にいました。彼はオーストリアのハプスブルク家出身で語学が堪能であったらしく、数カ国語を操ったそうです。王様としてスペインに赴任(?)した時には、スペイン語はまだ知らなかったそうですが、すぐにマスターしたそうで、スペイン語のことを響きが美しく、神に祈りを捧げるための言語であると評していたとのことです。真偽のほどは定かではないですが、女性に話しかける時はフランス語、軍隊に命令する時にはドイツ語を、そして英語は馬に話しかける時に使ったそうです。西欧の言語の多くはローマ帝国が存在していた関係でラテン語を源流にしているケースがままあります。そういった言語を勉強すると、活用の複雑性から、いかに英語が単純な言語であるかという感はあります。

世界の人口から考えると、スペイン語圏のほうが英語圏よりも多いような気もします。米国の都市名でもスペイン語名が散見され、例えば、Los Angelesはスペイン語で英語では、The Angels、つまり天使たちの町という意味合いでしょうか?Losは男性名詞複数形につく定冠詞なので、日本人がLos Angeleのことを、ロスと表現するものの、現地では通用しません。L.A.と略すのが正しいです。ほかにはEl Paso(道)やLas Vegas(平原)などもスペイン語ですね。気象用語でエルニーニョ現象、ラニーニャ現象というのがありますが、これもEl nino(男の子)、La nina(女の子)となります。

韓国人女性の歌でベサメムーチョというのがあります。これはBésame muchoで英語ではKiss me much(many times)となり、ムーチョというのは、たいへんとかとてもという意味の副詞です。お菓子のカラムーチョはとっても辛いということでしょう。

英語のI love you.に相当する表現は、Te quiero.ですが、loveよりもwantに近い意味合いです。スペイン人は愛などどいう意味不明な(?)表現を使わずストレート、即物的かつ情熱的なのでしょうか?

本日は、何の毒気もないことを書いてしまいましたが、皆様 Muchas gracias!  

Posted by 木原 昌彦 at 14:27Comments(0)

2024年03月16日

サテライトのように?

月
あと何年くらい生きていられるかわかりませんが、比較的女性に振り回された半生でした。反省してこれからは振り回すことにしようかと考えています。女性に優しくするととんでもない目にあったことが多々有り、やはり女性には冷たくしないといけないなと考えています。まあ、癒し系ならぬ冷やし系という方向性で。

大学受験に2度失敗して、結果として東京のとある私立大学に入学しました。実は親には内緒で、翌年勝手に再受験する、つまり仮面浪人してました。英語の授業などの受験に役に立ちそうな授業以外はサボってました。ある時、クラスメートから飲み会に誘われましたが、たまたま隣に座った同じクラスだったらしい女性が、モデル並みの美形で舞い上がってしまい、夏休みに入る前に仮面浪人はやめることにしました。もっとも、その女性とは何も起こりませんでしたが。

ところで、結婚制度というのが人類の創生と同時に存在した訳ではないような気がします。おそらく原始時代は乱婚ではなかったのかと思われます。結婚制度とは、戸籍を使って国民を管理するためでしょうか?明治政府ができる前は、お寺が檀家制度によって、その役を担っていたような気もします。

ムスリム(イスラム教徒)の一夫多妻制は、ムハンマドの時代に、ジハード(聖戦)で戦死した男性の奥さんや子供を養うのが当初の目的であったようです。アフリかには兄弟で一人の妻を共有するという村もあると聞いたことがあります。真の兄弟!人類皆兄弟でしょうか?日本の平安時代の貴族階級には、通い婚といって男性が会いたいときに女性の自宅に行き、子供はその女性の家が育てるという習慣もあったようです。

遺伝子を伝えるというのが生物の目的かどうかはわかりませんが、まあ、意志(遺志?)を継いでくれるひとがいれば、そのひとが生きた証しといったものが残るような気もします。もっとも、墓とか書物を書くという方法もあるのかもしれません。

ところで、クサイ台詞で女性に「あなたは僕の太陽だ」という表現があります。太陽は恒星で、恒星の周りを戸惑いながら(?)周るのが惑星、惑星の周りを周るのが衛星、たまに来るのが彗星です。恒星はとてもホットなので、あまり近づくと火傷してしまうのでしょう。彗星は魅力的ですが、災害が起こるような気もします。

まあ、私はおそらく衛星、サテライトレベルかと…でも引力が大きくなったら惑星に衝突?そして星屑に…

余談ですが、私はいわゆるバツイチです。残念ながら子供はいません。数ヶ月前に、カフェで出会った同世代かつ同じ境遇の男性からいいことを教えていただきました。
「最近はバツイチとは言わずX1(エックスワン)と言うんだよ!」
バロム1というのもいたなあ…ちなみに元妻のことを英語ではエックスワイフと言いますが…  

Posted by 木原 昌彦 at 18:02Comments(0)

2024年03月14日

実体のない煙

煙


私が金融(投資信託委託および投資顧問、銀行)業界から足を洗ったのは、きっかけがありました。仕事自体の存在意義に疑問を思ったからです。どうも情報の非対称性から顧客に正確な情報を伝えきれていないか、もしくは金融マン自身が正しい情報を知らないという感がありました。

若い頃は、わからないことが多すぎて、それがわかるようになるように専門書を読んだり、専門家に聞いたりしましたが、やればやるほど疑問のほうが増えてきました。それでも、やれば理解できるようになると考えていました。

ある時、後輩から勧められた本で愕然としました。日本語版が出る数年前に、米国で出版されたものでしたが、著者はナシーム・ニコラス・タレブ氏というかたで、タイトルは「まぐれ」で副題が「投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」というものです。詳しい内容はネタバレを避けますが、要はプロとか専門家と言われる人達が、実際にできることの限界を示したものです。以下に楽天BOOKSのリンクを貼っておきます。



ちなみに、その後、同氏は「ブラック・スワン」という著作も出されましたが、素材は若干異なるものの、内容はほぼ一緒であったような気がします。割と専門性が高く、金融知識や統計学の素養がないと理解しにくい内容であったにも関わらず、当時のビジネス本でベストセラーになってびっくりしました。そしてその後、「ブラック・スワン」という映画が封切られましたが、まったく関係ございません。著書に関しては、上下巻ですが、念のためリンクを貼っておきます。






また、これは小説ですが、ノア・ゴードン氏の千年医師物語シリーズ(たしか3部作)の第一弾の「ペルシアの彼方へ」でも考えさせられました。内容の大枠としては、孤児であった主人公が、当時インチキとされていた旅回りの外科医(内科医は認められていましたが)に拾われて、最後はペルシアで医術を学ぶいうものでした。師匠の外科医が亡くなった時に、主人公が墓碑に師匠本人がよく言っていた、「私は実体のない煙を売った」と刻んでもらったことが印象に残っています。もっとも、エンターテイメントとしても十分楽しめました。そして、実は映画化されたようです。文庫版・上下巻で既に絶版のようですが、中古が出回っているので、こちらも楽天BOOKSのリンクを貼ります。





実体のある、つまり何らかの形で誰か(通常は顧客や同僚)の役に立つ仕事をしたいものです。
  

Posted by 木原 昌彦 at 21:16Comments(0)資産運用読書

2024年03月12日

ドッグトレーナー?

ドッグトレーナー


私事で恐縮ですが戌年生まれです。犬には様々な犬種がありますね。ちなみに私自身はドーベルマン・ピンシャーかシベリアン・ハスキーのつもりでしたが、以前在籍した会社の先輩に「お前はスピッツだよ!弱いくせによく吠えるところが」と言われました。スピッツが日本の犬種であることはその時知りました。

鹿児島に来て数年経過したころに知り合った投資家のかた主催のオフ会に出席したら、たまたま本職がドッグトレーナーをしている女性がいたので思い出しました。

東京の武蔵野市に住んでいたころ、自宅近くのBARでバーテンダーのアルバイトしていた男性が本職はドッグトレーナーをしていました。どんな仕事内容か聞いてみたら犬のしつけの代行業とのことで彼はこんなことを言っていました。
「最近、30前後の独身女性が小型犬を飼うのが流行っているらしいです。まあ寂しいのでしょうね。でも、小型犬は見た目が可愛いために可愛がってばかりいると、犬自身が自分のほうが主人と勘違いして言うことをきかなくなるケースが多いので、私のような代わりにしつけるという仕事もニーズがあるのですよ」

なるほどなあと思いました。犬という生き物は上下関係に関してセンシティブで、自身がどのポジションにいるのか気になるそうです。なので上の者には媚びへつらい、下の立場の者にはいばりちらすのかもですね。でも人間もある意味似たような感じかもですね。小説やドラマなどで「政府の犬」といった表現も見聞きします。もっとも、大型犬は鷹揚であまりその傾向はないとも聞きます。

以前とあるSNSの投稿で、自分のお子さんが悪いことをしたために、お子さんが他の人に注意された状況で謝るどころか逆切れするというケースを見ました。お子さんの前に本人を矯正しないといけないかたも散見されるような気もします。人間向けのトレーナーの必要性も高まってきたのかもですね。学校や仕事の現場でパワハラが問題になっていることを見聞きしますが、やはり人間にも単に権利を主張させることばかりに注目せず、社会を成り立たせるための相応の「しつけ」が必要なのではないかとも思います。

以前、似たような論点について投稿したのでリンクを以下に記します。
http://schole.chesuto.jp/e1380603.html

将来はセントバーナードになろうかな…ブランデーの小さな樽を首にかけて…  

Posted by 木原 昌彦 at 16:43Comments(0)

2024年03月09日

自衛隊研修?

自衛隊研修


人間は言葉によって他者とコミュニケーション取りますね。私はひとの話を聞くときには、その本質的な内容に注目します。
耳に心地よくとも曖昧でどうにでも取れる話をするかたよりは、言い方はきつくてもわかりやすいストレートな話をされるするかたのほうがストレスがないです。もっとも、表現や言い回し、使用する言葉によって、当人の知性や教養、品性などが露呈してしまうことはあります。

以前、たしか政治関連の評論家のかたがおっしゃっていました。
「政治家は本当のことを言ってはいけない。なぜなら、本当のことを言うと傷つく人がいるからだ」

世の中、現実を直視して自ら問題解決を図るかたもいれば、現実から逃避するかたもいますね。それはある意味趣味の問題なので本人の自由かと思われますが、多くのかたは置かれた環境に影響を受けるので、人間に自由意志があるのかは正直疑問ではあります。

いきなり話がそれたので戻します。

現在日本にはいわゆる「ひきこもり」のかたが150万人弱くらいいるそうです。50人に1人くらいですね。そして以前から話題にはなっていた「伴走型支援」というのが本格化しそうな気がしています。伴走型支援というのは、支援対象の自立を促すことは目的ではないようです。要するに側にいてあげることが目的です。まあ趣味でやるのはいっこうにかまいませんが、社会全体としてあまり生産的ではないように思うので税金がこのビジネス(?)に流れなければいいなあと考えています。2040年に日本の労働力人口は急激に減少し始めるそうですが、私が現在住んでいる鹿児島は高校卒業以降に人材が進学や就職で流出するため、なんと来年の2025に日本で先駆けて労働力人口不足の深刻化が起こると聞いています。

私見ですが、どんな社会問題も本質的な思考をもとに分析すれば解決方法はいくらでもあります。しかし多くの問題が解決しないのは、解決する気が最初からないか、当事者の能力が不足しているか、その問題によって利益を得ているかたがたがいるのが理由かと思っています。

またそれたので話を戻します。

私は自衛隊勤務経験者の友人知人が多くいます。ある時「日本にいるひきこもりのかたがたを強制的に自衛隊に入隊させて根性を鍛えなおせばいいのではないですか?」と元自衛隊のかたに話したところ「そんな奴らの世話をしているほど暇ではないよ」との回答でした。


私が学卒で最初に入った会社で新入社員だったころ、当時の上司に言われたことがあります。

上司 「数年前まで新入社員を自衛隊に数週間預けて研修を受けさせるというのがあったんだよ」

私  「そうなんですか。何のためにやっていたのですか?」

上司 「それはもちろん上司の命令に忠実に動く部下を育てるためだよ。キハラみたいな奴こそ自衛隊に入れるべきなのに残念だな…でもお前の場合は右向け右って言われても、それは何のためか質問してきそうだな」

私  「それはそうですね。目的や意図もわからずに命令を実行して結果につながらないのは嫌ですからね」

当時上司の命令や指示に違和感があったときは目的や理由を確認して別の方法を提案していました。
  

Posted by 木原 昌彦 at 10:56Comments(0)