2024年03月12日
ドッグトレーナー?

私事で恐縮ですが戌年生まれです。犬には様々な犬種がありますね。ちなみに私自身はドーベルマン・ピンシャーかシベリアン・ハスキーのつもりでしたが、以前在籍した会社の先輩に「お前はスピッツだよ!弱いくせによく吠えるところが」と言われました。スピッツが日本の犬種であることはその時知りました。
鹿児島に来て数年経過したころに知り合った投資家のかた主催のオフ会に出席したら、たまたま本職がドッグトレーナーをしている女性がいたので思い出しました。
東京の武蔵野市に住んでいたころ、自宅近くのBARでバーテンダーのアルバイトしていた男性が本職はドッグトレーナーをしていました。どんな仕事内容か聞いてみたら犬のしつけの代行業とのことで彼はこんなことを言っていました。
「最近、30前後の独身女性が小型犬を飼うのが流行っているらしいです。まあ寂しいのでしょうね。でも、小型犬は見た目が可愛いために可愛がってばかりいると、犬自身が自分のほうが主人と勘違いして言うことをきかなくなるケースが多いので、私のような代わりにしつけるという仕事もニーズがあるのですよ」
なるほどなあと思いました。犬という生き物は上下関係に関してセンシティブで、自身がどのポジションにいるのか気になるそうです。なので上の者には媚びへつらい、下の立場の者にはいばりちらすのかもですね。でも人間もある意味似たような感じかもですね。小説やドラマなどで「政府の犬」といった表現も見聞きします。もっとも、大型犬は鷹揚であまりその傾向はないとも聞きます。
以前とあるSNSの投稿で、自分のお子さんが悪いことをしたために、お子さんが他の人に注意された状況で謝るどころか逆切れするというケースを見ました。お子さんの前に本人を矯正しないといけないかたも散見されるような気もします。人間向けのトレーナーの必要性も高まってきたのかもですね。学校や仕事の現場でパワハラが問題になっていることを見聞きしますが、やはり人間にも単に権利を主張させることばかりに注目せず、社会を成り立たせるための相応の「しつけ」が必要なのではないかとも思います。
以前、似たような論点について投稿したのでリンクを以下に記します。
http://schole.chesuto.jp/e1380603.html
将来はセントバーナードになろうかな…ブランデーの小さな樽を首にかけて…
Posted by 木原 昌彦 at
16:43
│Comments(0)