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Posted by チェスト at

2016年04月11日

BAR SCHOLE

BAR SCHOLE
1年くらい前、東京の友人からfacebook経由で連絡がありました。地元の銀行を辞めたあと東京に行った時に一緒に飲んで以来、会っていませんでした。その時はとても懐かしく思いました。

私は東京にいた頃、副業(?)でBARをやっていたことがあります。店名がタイトルの「BAR SCHOLE」です。お酒が好きなのと人と話をするのが好きというのが主な理由でした。BARは学生時代から通っていましたが、基本的ウイスキーをショットで飲むことが多く、カクテルは飲みませんし作ったこともありませんでしたので、結果的にバーテンダーを探しました。

たまたま、いきつけの個人経営の居酒屋さんで知り合ったバイト君がベーシストで、彼のバンドのギタリストがバーテンダー経験があるとのことで紹介してもらい意気投合(?)したため、一緒にお店を始めることにしました。連絡があった友人というのがバーテンダーをしてくれていたJ氏です。彼は東京出身ですが、お父さんの仕事の都合で小学生の時に米国に渡ったそうで、ボストンのバークリー音楽大学出身です。

開店前の話し合いのひとつで、お客さんがいない時も当然のことながら時給は発生しますし、せっかく音大卒のギタリストと一緒なので、彼にギターを教えてもらうことになっていました。しかし、結果的に、お客さんがいない時は集客活動しているか、へこんでいたので一度もレッスンを受けませんでした。今思えば、もったいないことをしたと思います。

一緒にやっていたお店での出来事はいろいろありましたが、ひとつ代表例を書いてみます。
ある時、深夜の閉店前に、初老の男性に入店いただきました。気分良く飲まれていたご様子でした。

お客さん「ここは飲み屋だよな?」
私    「さようでございます。BARですので飲み屋でございます」
お客さん「飲み屋なのにカラオケはないの?」
私    「申し訳ございません。カラオケは置いてございません」
お客さん「でも俺は歌いたいんだよね。演歌」

どう対応しようか考えていた時に、彼が耳元でささやきました。「演歌は知りませんが、たいていの歌の歌詞とコード進行が載っているサイト知ってますので、私がガットギターで伴奏しますよ。知らない歌でもその場で伴奏くらいはできますから」
お店には、私の蔵書(投資関連や哲学、歴史等)を詰めた本棚のほか、パソコン、ギター数本とアンプ等を置いていました。

結局、パソコンの画面を見ながら、彼の伴奏でお客さんは数曲歌ってご機嫌のご様子でした。

最後に、お会計になった時、「チャージとビールでちょうど1000円でございます。」と答えました。お客様からは「歌も歌わせてもらったんだし、普通は5000円くらいとるんじゃないの?」と聞かれましたが、こういう事態を想定してませんでしたので、メニューをお見せして正規のお値段だけいただきました。

閉店後、今後はミュージック・チャージをいただこうかと彼と相談しましたが、その後そういったお客さんはお見えになりませんでした。

ちなみに当時のお店のサイトや食べログの登録など、未だに残っています。
サイト:http://schole.moto-nari.com/
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13121821/

おまけ:歌詞とコード進行が載っているサイトのURLは以下のとおりです。
http://music.j-total.net/index.html  

Posted by 木原 昌彦 at 01:03Comments(0)BAR