2016年04月13日
メタボは変態?

私事で恐縮ですが(いつもか!まあ日記なのでご容赦を!)、30代のころは、いわゆるメタボリック症候群でした。
童顔で実年齢よりも肌年齢は低く、若くは見られましたが、腹年齢は歳相応以上だったということです。
私は小柄なほうで、運動は子供の頃から得意ではなく、学生時代は中肉小背でした。しかも身長が低いのに座高にはそこそこ自信がありました(要するに足が短い)。社会人になってから5年くらいで10キロ以上太り、大肉小背になりました。
当時の彼女は一緒に食事をするといろいろ注文する割には全部食べることができなかったので、食事を残すのは作った人に失礼であるという家庭環境に育った私が代わりに食べてました。
ある時彼女に言われました「最近太ったね。痩せれば?」
なんだか釈然とはしませんでしたが、ダイエットすることにしました。
しかし、ジムに通ったりジョギングするなどの、わざわざそのために時間を使うのに抵抗があったので、パワーアンクル(鉛の入ったサポーター)つけて通勤ならびに勤務したりしましたが、効果はそれほどありませんでした。
ある時、半身浴で代謝を上げることができるという話を聞いて、毎晩二時間くらい、半身浴しながらお酒を飲み、読書するというのを続けたら、半年位で10キロ近く減量に成功しました。
もっとも、急激に痩せてお腹が引っ込んだので伸びきったお腹の皮が余ってしまいました。その時、余った皮で財布とか作れないかな、赤ちゃんの産毛で作る筆のように、と馬鹿げたことを思いついたものです。
10キロ痩せて喜んだのつかぬ間、食事はともかくお酒は控えなかったので、いわゆるリバンドがすぐにきました。当時の私の生活スタイルを心配した上司が、「お前は絶対に脂肪肝だよ!気をつけろよ」と言ってくれたので「脂肪肝ということは、肝臓に脂肪がついているということですよね。ということはもっとお酒を飲んで肝臓を働かせるべきでしょうか?」としょうもないことを言ってしまいました。
私は知らない言葉はなるべく調べるようにしています。ちなみにメタボリック症候群の metabolic は「代謝」という意味の他に「変態」という意味もあります。後者は誤解のないように説明しますが、「幼虫⇒サナギ⇒成虫」に変化するという意味の方です。メタモルフォーゼも似たような感じでしょうか?当時の私はサナギだったのかな?
現在はまたダイエットして学生時代の体重まで減量に成功しました。
Posted by 木原 昌彦 at
22:58
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2016年04月13日
小話
何故か思い出したので昔、本で読んだ小話を紹介します。
とある客船が難破、座礁し、乗船客が無人島にたどり着きました。たしか、10名程度の生存者であったと記憶してます。
救援が絶望的になったころ、なんとか生き延びるために、ある人は魚を獲り、ある人は薪を拾ったりするなどの労働を分担して始めました。
当面、生きるための手段が確保できた頃、生存者の内、2名の証券マンが労働をすることを辞め、他の人々の労働活動の成果の水準について、先物やオプションの取引を始めました。
めでたしめでたし…
とある客船が難破、座礁し、乗船客が無人島にたどり着きました。たしか、10名程度の生存者であったと記憶してます。
救援が絶望的になったころ、なんとか生き延びるために、ある人は魚を獲り、ある人は薪を拾ったりするなどの労働を分担して始めました。
当面、生きるための手段が確保できた頃、生存者の内、2名の証券マンが労働をすることを辞め、他の人々の労働活動の成果の水準について、先物やオプションの取引を始めました。
めでたしめでたし…
Posted by 木原 昌彦 at
22:52
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2016年04月13日
人間の器?

自分で言うのもなんですが、私は人間の器が小さい方です。小柄だからという意味ではありません。若い頃は根拠のない自信家で、独善的なところが多々ありました。
まだ社会人になって数年の頃、帰省して今は亡き父と酒飲んでた時に聞かれました。
父 「仕事はどうだ?」
私 「うーん…上司がアホで俺の意見が通らなくて困っているよ」
父 「お前は俺の息子にしては人間の器が小さいな」
ちょっとカチンときたので大人げないことを言いました。
私 「源昌(げんしょう)さん(高校生の時から父のことを名前で呼んでました)。あなたの人間の器は、もしかしたら大きいのかもしれませんが、その器の中に何が入っているのでしょうか?」
父 「お前は馬鹿だなあ。器が大きかったら、自分で何も入れなくても、いろんな人がいろんなものを頼んでないのに入れてくれるんだぞ」
今ではわかるような気がしますが、当時はそれは他力本願ではないかと思いました。
中国の前漢の始祖である劉邦という人物は、本人はそれほど能力があったわけではなく、周りに能力がある人物が集まったとのことと聞いています。ライバルであった項羽は、カリスマ性のある豪傑だったようですが、本人があまりにもすごいために、そこそこ能力がある人物は、彼の下では出世できそうにないと考えて、劉邦のほうについたようです。いくらすごい人でも、一人でできることには限界がありますので、いかに協力者を得るかということが重要な気もします。そういえば三国志の劉備玄徳も劉邦と似たようなタイプのようでした。
後日談(?)ですが、劉邦は項羽に勝って中国を統一し、漢王朝を作ったあとに功績のある部下を次々と粛清し、親族関係にスタッフを入れ替えたそうです。股くぐりで有名な韓信も例外ではありませんでした。要は人たらしだったのかもしれませんね。
若い頃は仕事は自己完結型でしたが、最近は、なんだか疲れてきました。餅は餅屋的に、自分が持っていないスキルを有するかたがたとコラボできたらいいなあと考えております。まずはお酒を一緒に飲んでから…
Posted by 木原 昌彦 at
20:36
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2016年04月13日
ゴキブリは長生き…ああ種として…
小学校から大学までで、影響を受けた先生は何人かいます。
私は経済学部出身ですが、大学3年生の時に受けた国際金融論という授業を担当されていたかた(当時たしか助教受)が強烈なひとでした。 そのかたは東京大学出身で相当優秀なかただったらしく、当時新進気鋭の学者さんでもあったようです。
最初の授業の冒頭でこんなことをおっしゃっていました。「私から見れば、君たちの頭脳はゴキブリとたいして変わらんと思っている。しかし、私は自分の授業のレベルを君たちに合わせようなどとは思わない。おそらく内容についてこれない者もいるだろう。しかし、この科目は必修なので落とすと卒業はできないから、救済措置として夏休みにレポートを課すので、テストに自信がない者はレポートをしっかりやるように」…教室内でどよめきが起こりました。
その時「すごいな!このひと!何らかの裏付けがあって、相当自分に自信があるに違いない」と思いました。そして授業はたしかに難しく、私はテストには自信なかったので夏休みのレポートを一応真面目にやりました。
夏休みが終わって、後期最初の授業の時、提出されたレポートを既に全部読まれたらしく、若干数名の学生のものはなかなかいいいぞと褒められ、ほとんどは先生にこき下ろされました。ちなみに私はこきおろされたほうです。そして最後にとある4年生の女子学生が名前を呼ばれました。「4年〇組、〇〇〇〇!たて!お前は期日遅れのレポートを私の上役の〇〇教授を通して提出しようとしたな!〇〇教授のゼミ生らしいが、私はお前のような卑怯な人間は大嫌いだ。就職は決まっているらしいが、お前のような人間を社会に出すべきではないと思うので、単位はやらない。来年の春にはお前は卒業できないぞ。期日遅れでも直接私に持って来ればよかったのにな」 その女子学生はその場で泣き出しました。正直、「おおー!ここまでやるか!なかなかできないぞ!本当にすごい人だ」と当時は感銘を受けました。
そして、先生の部屋を訪ね、国際金融論とは関係のない、1年生のころから疑問に思っていたマクロ経済学の消費関数の形状で納得できなかったことを質問したら、「君の疑問は、気持ちはわからんでもないが、抜け落ちている論点があるよ。」と即座に説明していただき、疑問が溶け、「やはりこのひとはすごいなあ」と思いました。実は、同じ内容を1年生の時に担当教授に質問したら、「質問の意味がわからない」と言われました。2年生の時には、一橋の大学院に入れなかったので東大の大学院に行ったサークルの先輩に聞いても「マクロ経済はそんな細かいこと気にしないんだぞ、お前ごときがケインズの批判をするのか!」と言われていたもので。
はい!特に落ちはございませんが、ゴキブリ並でもかまいません…だって人類が滅亡するとしても、おそらくゴキブリは生き延びるのでは…まあ個体ではなく種として…人権とか倫理といった、取り立てて真理でもないこと(要するに気分の問題?)をあまりにも重要視するとより深刻な問題が発生するのではという気もします。
その先生のお名前を忘れてしまいましたが、ご健在であることを祈っています。
私は経済学部出身ですが、大学3年生の時に受けた国際金融論という授業を担当されていたかた(当時たしか助教受)が強烈なひとでした。 そのかたは東京大学出身で相当優秀なかただったらしく、当時新進気鋭の学者さんでもあったようです。
最初の授業の冒頭でこんなことをおっしゃっていました。「私から見れば、君たちの頭脳はゴキブリとたいして変わらんと思っている。しかし、私は自分の授業のレベルを君たちに合わせようなどとは思わない。おそらく内容についてこれない者もいるだろう。しかし、この科目は必修なので落とすと卒業はできないから、救済措置として夏休みにレポートを課すので、テストに自信がない者はレポートをしっかりやるように」…教室内でどよめきが起こりました。
その時「すごいな!このひと!何らかの裏付けがあって、相当自分に自信があるに違いない」と思いました。そして授業はたしかに難しく、私はテストには自信なかったので夏休みのレポートを一応真面目にやりました。
夏休みが終わって、後期最初の授業の時、提出されたレポートを既に全部読まれたらしく、若干数名の学生のものはなかなかいいいぞと褒められ、ほとんどは先生にこき下ろされました。ちなみに私はこきおろされたほうです。そして最後にとある4年生の女子学生が名前を呼ばれました。「4年〇組、〇〇〇〇!たて!お前は期日遅れのレポートを私の上役の〇〇教授を通して提出しようとしたな!〇〇教授のゼミ生らしいが、私はお前のような卑怯な人間は大嫌いだ。就職は決まっているらしいが、お前のような人間を社会に出すべきではないと思うので、単位はやらない。来年の春にはお前は卒業できないぞ。期日遅れでも直接私に持って来ればよかったのにな」 その女子学生はその場で泣き出しました。正直、「おおー!ここまでやるか!なかなかできないぞ!本当にすごい人だ」と当時は感銘を受けました。
そして、先生の部屋を訪ね、国際金融論とは関係のない、1年生のころから疑問に思っていたマクロ経済学の消費関数の形状で納得できなかったことを質問したら、「君の疑問は、気持ちはわからんでもないが、抜け落ちている論点があるよ。」と即座に説明していただき、疑問が溶け、「やはりこのひとはすごいなあ」と思いました。実は、同じ内容を1年生の時に担当教授に質問したら、「質問の意味がわからない」と言われました。2年生の時には、一橋の大学院に入れなかったので東大の大学院に行ったサークルの先輩に聞いても「マクロ経済はそんな細かいこと気にしないんだぞ、お前ごときがケインズの批判をするのか!」と言われていたもので。
はい!特に落ちはございませんが、ゴキブリ並でもかまいません…だって人類が滅亡するとしても、おそらくゴキブリは生き延びるのでは…まあ個体ではなく種として…人権とか倫理といった、取り立てて真理でもないこと(要するに気分の問題?)をあまりにも重要視するとより深刻な問題が発生するのではという気もします。
その先生のお名前を忘れてしまいましたが、ご健在であることを祈っています。
Posted by 木原 昌彦 at
20:32
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