SCHOLEの気のせい？

以前書いていたブログではシリーズ化してました。一度は封印しようと考えてましたが、知人から掲載希望があったため、比較的ソフトなものを載せます。

若い頃、よくキャバクラに通って（いわゆる依存性？）いました。当時の会社の後輩から、「今日もキャバクラ行くのですか？キハラさんはエンジェル係数高いですよね。」と言われたりしました。ちなみにエンゲル係数は所得に対する食費の割合で、エンジェル係数は育児費の割合という意味の派生語なので、彼の表現は間違っていました。ちなみに当時の私のニックネームは「キャバハラさん」でした。

よく通った店もあれば、1回きりの店もありました。キャストのクオリティも大事ですが、支配人とか黒服の仕事ぶりも私は重要視していました。

以下は、会話の代表例です。

私　　　「失礼ですが、あなたはおいくつですか？」
ｷｬﾊﾞ嬢　「2●歳ですよ」
私　　　「まあ、私から見れば小娘だね。この小娘～！」
ｷｬﾊﾞ嬢　「そんなことないですよ。大人の女ですよ」
私　　　「それはまことに失礼しました。それでは小結（コムスビ）なのですか？」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」
私　　　「（心の声：ここで大関ですとか返して欲しかったなあ…）」


ｷｬﾊﾞ嬢　「ご趣味はなんですか？」
私　　　「ギターかなあ…ちなみにギターの形は女性のボディラインと一緒なんだよ。」
ｷｬﾊﾞ嬢　「そういえば、そうですね。」
私　　　「だからあなたの音色を聴いてみたい。ちなみに俺のヴィヴラートはすごいよー」
ｷｬﾊﾞ嬢　「ヴィヴラートって…なんですか？」
私　　　「音楽用語はイタリア語なので…英語で言うとヴァイブレーションかな…」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」
私　　　　「ほかにはスタッカートやピチカートもあるなあ…」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」


ｷｬﾊﾞ嬢　「それってセクハラですよー」
私　　　「え？セクハラとはどういう意味か知っているの？」
ｷｬﾊﾞ嬢　「セクハラはセクハラですよ」
私　　　「セクシャル・ハラスメントの略だよ」
ｷｬﾊﾞ嬢　「セクシャルは分かりますけど、ハラスメントって何ですか？恨みをはらすことですか？」
私　　　「動詞にメントをつけて名詞化するという点では、イイ線いってるけど違うなあ。いやがらせという意味だよ」
ｷｬﾊﾞ嬢　「そうなんですか…」
私　　　「だから、私の場合はハラスメントではなくて、エンターテイメント！」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」


ｷｬﾊﾞ嬢　「私、ここはアルバイトで本業はモデルの卵なんです。●●（有名な女優らしい）さんと同じ事務所なんですよ」
私　　　「そうなんだ。でも卵にもいろいろあるからなあ」
ｷｬﾊﾞ嬢　「え？ゆで卵とか生卵ですか？」
私　　　「いや、有精卵か無精卵のことだよ…まあ料理だったらピータンになる場合もあるね」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」


ｷｬﾊﾞ嬢　「実は、私こう見えても医学生なんですよ」
私　　　「そうなんだ。勉強大変だねえ。じゃあ、これからあなたのことはジョイトイと呼ぼうかな…」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」


私　　　「なんだかやけに胸を強調した服だね」
ｷｬﾊﾞ嬢　「私は胸が小さいので谷間つくるの大変なんです…でもこの服は好評なんですよ」
私　　　「私は巨乳苦手なんだよね。手がBカップだから…それに胸に執着する男は精神年齢が低い、つまり赤ちゃんなんだよ。何が谷間だ！男だったら頂上を目指せ！」
ｷｬﾊﾞ嬢　「頂上には興味あるのですか？」
私　　　「それは個人情報なので漏洩できません。遺伝子情報なら漏洩してもいいけど…」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」

私　　　「もしかしてあなたはハーフ？」
ｷｬﾊﾞ嬢　「いいえ、純日本産です。出身は秋田ですよ」
私　　　「なるほど！あなたみたいひとを秋田小町というのだね」
ｷｬﾊﾞ嬢　「それほどでもないですけど」
私　　　「じゃあ、私がきりたんぽにしてあげようか？」
ｷｬﾊﾞ嬢　「…」

こんな調子だったので、会話が継続することは稀でした。ちなみに既にキャバクラは卒業しました。でも、OB会があるかもしれません…