2024年01月26日
Love me tender!Bartender!
英語では、何かするひとを名詞+IST、もしくは動詞+ERで表現しますね。ピアノ弾く人をピアニスト、ギター弾く人をギタリスト、動詞の場合は、プレイヤーとかスレイヤーなどと…以前、アナリストという仕事をしていましたが、よくキャバ嬢に仕事を聞かれた時に誤解されました。もっとも、アナルは形容詞で、名詞はアヌスなので明らかに間違いです。私は知らない言葉を聞くと語源を知りたくなるほうですが、バーテンダーはBartenderと書くので、てっきりBartendという動詞があるものかと思っていました。
吉祥寺にあるZEBECというBARに以前よく通っていました。初めて行った時に、現在はマスターをされているバーテンダーさんが、当時は20代でスタッフとして迎えてくれました。彼は俳優の池内博之似のなかなかイケメンだったのですが、最初のやりとりはこんな感じだったと記憶しています。
彼「いらっしゃいませ。ZEBECにようこそ。私はバーテンダーのゴウダと申します。あだなはジャイアンです。」
私「はじめまして。ジャイアンというと、名前はタケシさんなの?」
彼「いいえ、アツシです。」
私「そうなんだ。あなたはなかなかイケメンだねえ。ワイルド系イケメンって感じかな」
彼「いえ、ワイルドではなくて、マイルドです。」
私「ええ!スーパーマイルド?」
彼「…」
彼には、いろいろ教えてもらったり、仕事やプライベートで不愉快なことがあった時に癒されました。
ZEBECには当時、もうひとりバーテンダーさんがいて、彼は矢沢永吉のファンで何度かコスプレを見たことがありました。たいてい仕事中は白いジャケットを着ていましたが、師匠から譲り受けたバーテンダーの正装らしく、矢沢ファンが理由ではなかったようです。
二人とも、プロフェッショナル・バーテンダーズ機構の資格保持者で、ある時その協会のテキストを見せてもらったことがありましたが、辞書のような分厚さでなかなか覚えるのたいへんそうに感じたことがあります。
前置きはそろそろやめて、ある時ZEBECで飲んでいたら、ふとバーテンダーという名称は何なのか疑問に思って、お二人のどちらかのバーテンダーさんに聞いてみました。すると…
彼「BARは、鳥が羽を休めるための止まり木から派生したようですね。疲れた時に休む場所のような意味合いです。ここのカウンターにも足元に棒があるでしょう。TENDERは優しいという意味ですね。」
私「そうなんだ!じゃあエルビスのLove me tender のtenderなんだねー」
先日、最近通っている自宅近くのカフェ・バーでコーヒーを飲んでいたら、たまたま初対面の常連さんと世間話になりましまた。そのかたも酒飲みだそうでBARの語源の話になり、そのかたから聞いた話では、BARは酔っぱらいのならず者を懲らしめるために殴りつける棒であるとのこととか…BARについては、どちらも納得できそうな話ですが…私は前者のほうが好きですね…まあ、後者の場合でも優しくなぐったのでしょうか?
最後に今回初回下話に出てくるBARの公式サイトのURLを以下に記します。
https://barzebec-kichijouji.com/
上杉鷹山の経営学 |
幻のロイター・バー?
夜のとばりに南無阿弥陀仏-坊主BAR
【鹿児島市東千石町】17:00~20:00まではノーチャージ。定期的に音楽イベントなどもある「おでんBAR」
カクテル…?
タブラオ
BAR SCHOLE
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Posted by 木原 昌彦 at 16:45│Comments(0)
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