スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by チェスト at

2023年06月27日

オルタナ…哀愁のヨーロッパは…サンタナ

サンタナ
オルタナティブという言葉があります。よくオルタナと略されています。もちろん英語で、alternative です。形容詞っぽい雰囲気ですが、実は名詞で「二者拓一」とか「代理、代替」という意味です。オルタナティブ・ロックというジャンルがあるそうですが、私は聴いたことないのでどのようなものかは知りません。しかし通常のロックとは何らか異なるものかとは想像できます。プログレッシブ(進歩的もしくは前進的?)・ロックというのも昔流行りましたが…

ところで資産運用におけるオルタナティブとは、株式や債券といった有価証券などの伝統的な資産とは異なる投資対象ことです。代表格は不動産(REITなど)、貴金属や農産物等などの商品(現物、先物やコモディティファンド)のほか、新興国市場の有価証券、そしてヘッジファンドなどがあります。変わり種としては一時期、黒毛和牛に投資するものやベトナムのエビの養殖事業に投資するもの、デビュー前のアイドル、映画などの興業、ラブホテル(一応不動産ですが)に投資するファンドなども流行ったことがありました。最近では通貨(FXは投資ではなく投機?)なども当てはまるかもしれません。もっとも、こういった投資対象は今となっては伝統的ではなくとも一般的とはなりました。

なぜ、こういった代替的な投資対象が求められるように、そして提供されるようになったかというと、伝統的資産のみでは投資手法などに工夫を凝らしても限界があるからです。特に分散投資を行う理由としての、分散効果が働かなくる環境が、例外的とは言えなくなったという点も背景としてあります。

しかしながら、オルタナの中でもヘッジファンドはまだまだ市民権を得てはいないかと思われますヘッジは英語の hedge つまり「回避」という意味ですが、基本的な目的は下落リスクを回避し、絶対的なリターンを獲得するということです。海外では普通に利用されてはいますが、日本ではまだまだ富裕層向けの金融商品という感があります。ヘッジファンドにも様々な手法があり、お互いの相関も比較的低いため、投資手法が異なるヘッジファンドを組み合わせた、ファンド オブ ヘッジファンズというものもあります。ちなみにキング オブ キングス(チャンピオン by アリス)とは意味合いが異なります。最近は、いわゆるメガファンドではないものの、公募や私募の投資信託で手法としてヘッジファンドであるものも露出が多くなってきました。

ヘッジファンドの状況をウオッチするには、いくつかの指数が存在し、代表的な指数の情報サイトは以下のとおりです。

ヘッジファンド・リサーチ社
https://www.hedgefundresearch.com/mon_register/index.php?fuse=login&hi

ユーリカ・ヘッジ
http://www.eurekahedge.com/Indices

クレディ・スイス・ヘッジファンドインデックス
http://www.hedgeindex.com/hedgeindex/ja/indexoverview.aspx?cy=USD&indexname=HEDG

多くの場合、伝統的資産のロングオンリーに比べると、ヘッジファンドのほうがリスク・リターン特性が優れているケースがあります。もっとも、FXと同様、レバレッジが高く設定しているものでは大きなダウンサイドのリスクもあります。

またの機会に、ヘッジファンドの歴史や様々な手法について投稿しようかと考えています。  

Posted by 木原 昌彦 at 20:02Comments(0)資産運用