2022年11月13日
よかにせ?
鹿児島に来て7年目です。
以前もブログに書きましたが、鹿児島弁をマスターするのは諦めました。でも言い回しではなく単語レベルであれば使用します。
「よかにせ」という表現があります。「よか」とは、よか晩などにも使われる「良い」という意味で、「にせ」とはお兄さん(兄弟の兄ではなく)だと推測されます。要するにイケメンということですね。
鹿児島に来たばかりのころ、某第一地銀に口座を作りました。そして取り扱いのある投資信託の説明を受け、若者の行員が担当につきました。
そして後日、個人型の確定拠出年金の取り扱いを確認のため再び訪れた時に、受付付近で以下のような事件(?)が起きました。
女性行員 「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
私 「先日、口座を作ったのですが、確定拠出年金について聞きたいと思いまして」
女性行員 「担当の行員がおりましたら教えていただけますか?」
私 「すみません。口座を作った時に男性行員のかたに名刺をもらいましたが、お名前を失念して、名刺も忘れてきました」
女性行員 「その行員の特徴は何か覚えていらっしゃいますか?」
私 「ええと、(お!せっかく覚えたのでここで使わないと!)たしか、よかにせでしたよ」
女性行員 「当行にはよかにせは多数在籍しておりますので、よかにせというだけでは本人の特定は難しいかと思われます」
私 「(気の利いたこと言うなあ)たしか入社3年目と聞きました」
女性行員 「それなら分かります」
鹿児島に限らず、九州は都銀がなかなか食い込めず地銀が強いと聞き及んでおります。
Posted by 木原 昌彦 at 11:30│Comments(0)
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