2017年03月11日

私の3.11

今日は3.11でしたね。実はすっかり忘れていたのですが、本日、午前中に霧島市の知り合いの会社経営者のかたの講演会を聞きに行き、たまたま現地の追悼イベントを知ったもので思い出しました。

6年前の当時、私は東京におりました。前年に資産運用会社を辞め、昼間は国内家電メーカー系の保険会社で働き、夜は中野区でSHOT BARを営んでおりました。BARを始めたのは、当時六本木辺りに投資家カフェという、金融機関などに頼らずに投資家同士が情報交換する場所があり、私は同じような目的でBARをやろうと思ったからです。

保険会社で働いたのは投資教育を主体にしたFP事務所をやろうと、大学の先輩で既にFP事務所をされているかたに相談したところ、FP事務所するなら保険の勉強したほうがいいとアドバイスされ、教科書レベルではなくて実務経験をつみたいと思ったからです。

地震が生じたのは14時46分とのことですが、その時保険会社のオフィスで働いていました。オフィスは十数階建てのたしか8階でしたが、耐震構造ではなく、自ら揺れることによって揺れを吸収するという免震構造のビルだったため、かなり揺れました。

正直、今日死ぬかもなあと思って、辞世の句でもひねろうかと思ったいたら、目の前に20代の同僚の女性が水やカンパンの入った非常袋を抱きしめて机の下で泣きそうになっていたのが見えました。
彼女はいつも週末だけはなぜかつけまつげをするという習性がありました。3.11は金曜日であったものの、つけまつげをしていなかったので疑問に思い、「その非常袋の中にちゃんとつけまつげ入っているの?」と聞いたら「そんな場合じゃないです!」と怒られました。女性って怒りっぽいですね。






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Posted by 木原 昌彦 at 21:23│Comments(0)
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